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一陽来復

2008/06/20(金) 意気阻喪(いきそそう)

今朝の朝日新聞で、警察庁の発表として昨年一年間の
自殺者が3万3093人だったことを取り上げていた。
また、過去10年間で30万人以上であることも明らかになった。
これは春日井市の人口が30万人だから、春日井市民全員に相当する。
年代別では30代と60代以上の人が多く、過去最大だと伝えている。

60代に自殺者が多いというのは、なんとなく理解は出来る。
定年を迎え、子供たちは独立し、将来の目標といったものが見つからない。
かといって、没頭できるような趣味もない。
それに、高齢者医療制度に象徴されるように、
先行きの生活に対する不安は募るばかりだ。
自殺したくなる気持ちもわかるというものだ。

30代といえば、仕事では後輩の指導でも、
業務の遂行でも、一番脂が乗った世代のはずである。
また、家庭においても、子育ての真っ最中で、責任の重い世代なのだ。
まさに敵前逃亡したと言わざるを得ないが、どうだろう。

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