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明日があるさ

2008/05/14(水) 12人の優しい日本人

2008/05/14 20:51 映画honeypie
いよいよ裁判員制度が来年から始まる。
そんな時代を先取りしたような映画がかつて公開されていた。
三谷幸喜が自ら率いる劇団「東京サンシャインボーイズ」に
書き下ろした戯曲を映画化したものだ。
この映画の中でも描かれていたが、確固とした意見を持つ人は別として、
強力な主張をする人に流されてしまいがちになる。
あるいは、話術のすぐれた弁護士がいて、巧みに自分の主張が
いかにも正義に満ち、これが真実なのだと誘導していくこともあるだろう。

われわれの国民性といったものは、いろいろな会議などでも明らかなように、
大勢に順応していく傾向があるように思う。
これはディベートといったものに慣れていないからかもしれない。
学校や町内会のレベルでは、それも処世術として許されるかもしれないが、
さて裁判ともなるとどうだろうか?

その「12人の優しい日本人」は、アメリカ映画「12人の怒れる男」から
ヒントを得たものであるのは周知なところだ。

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